セフレ1
私のセフレは大学生である ばばぁのくせに不倫地獄にはまっていたりすると、
「離婚するする言って絶対しないって!!!」
「あんた何やってんの!?」
などと友人から叱責を食らうの必至だが、セフレが大学生となると途端に羨ましがられる不思議。。
意味のないことをしているのは不倫と同じだと思うんだけど笑
大学生なので大としますかね
惚気になってしまうが、私は大のことが大好きなのだ
今までまあまあ長めのセフレを一人持ったことがある
半年とかかな?
彼はキー局社員で六本木在住、元カノは某有名人気アナウンサーだったが、ほんとに家に行ってやるだけの関係であった
彼の家含め笑、私は彼のことが大好きで、かっこよくて会えた時はキャーキャー言っていた
最初はよかったのだ、割り切れてたのね
だが所詮私は自分が一番かわいい人間
彼女になれないことを不満に感じ、はっきりしろと迫ったところ、
「kojiちゃんは俺がモデルとか芸能人と飲んだりしてるのとか嫌でしょ?」
という一言と共にばっさり振られました!笑 まーこんなセフレもいたんだが、大は彼とは全く別次元の存在である 大とは旅先で知り合った
人生最大級のピンチをなんとか乗り越えている最中に その時私はチリの北部、イキケという街にいて、アタカマ砂漠への道中にいた ペルーからチリ入りしたばかりだった私
チリの物価の高さに辟易とし、深夜に着いたにも関わらずホテル代をケチった
注)絶対に真似しないで下さい だってあと数時間待てば、早朝のバスがバス停に来る! バス停に人がある程度いることを確認し、寝袋で寝ることにした。この時トランクはベンチにチェーンで括り付けていたが、リュックは手で持っていた 寝起きでぼーっとしていると、隣のオヤジがトランクに液体がついていると教えてきた
そう!悪名高きケチャップ強盗である 私はケチャップ強盗は歩いている時にケチャップをかけてくるという認識だったし、つけられた液体は白かったし、ぼーっとしていたしで、オヤジの言う通りその液体を拭いた しばらくたち、気づいた
ない!リュックがない!!!
全てを詰め込んだリュックがない!!!
どうやら液体を拭いた際手が一瞬離れたらしい。。 半泣きの私をタクシーの運転手が警察に連れ行ってくれ、現地に住んでいる日本人の方の家に保護された
この方に本当に良くして頂き、泊まらせてもらったし、iPadや携帯を貸してくれたり、日本の映画を見せてくれたり、私が日中暇にならないように経営してるお店に連れて行ってくれたり、もうありとあらゆること全てお世話になった
本当に本当にありがとうございました あの時教えてもらった、
「困った時はお互い様」
「義理人情」
という言葉は一生忘れません!
私もそういう信条を大事に生きていきたい チケット代を貸してもらい、大使館のあるサンティアゴに南下
その際大使館の方に言われ泊まったのが日本人宿だった 私はそれまで日本人宿を敬遠していた
割高なイメージがあったのだ
ホテルのオーナーが英語さえ話せれば自分で情報も聞き出せるし、日本人宿に泊まるメリットがなかった
ホテルは現地で価格交渉するのが一番安いのだ でも♡、渋々行った日本人宿で私は大に出会った 全てを盗まれたことを話したら泊まっていた主婦の方に励ましてもらい、何か食べなさい!ってご飯をもらった
異国の地で辛い時は日本語有難い!と思った(>_<) ご飯を食べながらぼーっとしていると、宿に荷物を置きどこかに旅行しに行っていた大が帰ってきた お互い第一印象はあまり良くなかった模様
私は「なんだこのギャル男」と思ったし、むこうは「なんだこのメガネ」と思ったらしい爆 この時私は、先程励まして頂いたご夫婦が翌日の朝には違う土地に旅立つことを聞き、死に瀕していた サンティアゴにいる人は、ほぼパタゴニアを目指して南下する
私は日程的にパタゴニア無理だったけど、どうせなら盗まれないなら行けなかった所に行こう!と思い南下したいと考えたが(パタゴニアに行くまでも見所があるので)、ご夫婦とは日程が合わず死去っていたのである で、ちょうどよく登場したのが大だったのだ
奥様の、
「あんた一緒に行ってあげなさいよ!!!」
の一言と、私の懇願目線ビームに負け、彼は一緒に行くことを許諾してくれた
(というかさせられた笑) 翌日も一緒に大使館に行ってくれて、パスポート発行まで付き合ってくれて、ほんといいやつ!!! 先述したご夫婦とは今も仲良くさせて頂いているけど、この時いたメンツはみんないい人だったよー!!!とのことでした このご夫婦の他にもう一組別のご夫婦がいて、45歳くらいかなー?なのだが、旦那さんが奥さんだいっっすき! 他の人も周りにいるのに、
「これなんとかちゃんも好きな味だと思う!!!」
とか目をキラキラ輝かせて言ってたの!
まるで初恋をした少年のように!笑
その様子に度肝を抜かれました
これも一生忘れないと思う この二組のご夫婦にお会いして、夫婦二人で仲良くて、一緒に旅できるような関係もいいなーと思わされたのでした
これも価値観が少し変わったお話
(ただしもちろん子無しです!子供いたら南米何カ月も行くとか無理だよね)